高校サッカーを、取材していると、本当に高校サッカーって、いるものなのか? という疑問にぶち当たってしまった。自分も高校生のとき、なにも考えずにボールを追いかけていた。しかし、ワールドカップでの優勝、という大きな目標ができたとき、色々な意味で変えて行かなければならない。そういう意味で、15~18歳はとても重要な意味を持つ。例えば、チームの顔として活躍する久保。彼の場合は、最初からワールドカップが目標だったので、この年ではこの練習、それができたら次の練習、というふうにレベルアップしていって違いない。もちろん、誰もができるわけではない。選び抜かれた選手によって、初めて可能性になると思う。だからこそ、久保の存在は、日本の将来に大きく影響してくるのだ。